昨年より始まった「シミュレーション審査会」は、海辺での救助救命活動の正確さや速さ、早期搬送に繋がる聞き取り調査や記録、救急隊員への引継ぎや救急車への車内収容までの手技やチームワークなどの総合力を審査する大会です。海の公園でいう「総合訓練」の消防連携版です。昨年の審査会を経て、今年は九州地区・関西地区・関東地区の3会場にて開催されました。九州・関西は昨年の想定内容を引き継ぎ開催。関東地区は更に難しい想定内容で開催。よって関東地区の審査会が最高レベルにあります。
当クラブからは2チームが参戦。12月2日に関西地区審査会(和歌山県片男波海岸)に現役中心のAチーム、12月3日に関東地区審査会(葉山大浜海岸)に現役・社会人混成のBチームが参加しました。昨年は2チーム参加して、社会人チームが溺水事故防止プロジェクト本部長賞(準優勝)を受賞し、学生チームも6位と大健闘しました。しかし初年度ということもあり、審査員の評価も審査員個人の偏った採点もあり統一性に欠け、僅差で理事長賞(優勝)を逃してしまいました。パトロールや緊急時の連携力はクラブ創設以来並々ならぬ努力を注いできた当クラブとしては大変悔しい結果でした。今年はそんな想いを背負ってのリベンジ参戦してきました。
12月6日に正式な結果が発表され、学生・社会人混成のBチームが昨年のリベンジを果たし、見事「理事長賞(優勝)」を果たしました。しかも「溺水防止救助救命本部長賞(準優勝)」の大竹・西浜・中央大学を100点以上も引き離した圧勝。
今年は各大会に1チームしか出られなかったため、学生チームは関西地区審査会に両夜行バスというタイトなスケジュールでの参加ながらベストを尽くし、「溺水防止救助救命本部長賞(準優勝)」を受賞!理事長賞の神戸LSC・Bチームとのポイント差は僅か3ポイントという大接戦でした。
更に特筆すべきは今年から創設された救護手技の最も正確かつ丁寧だったクラブに与えられる「メディカルダイレクター賞(MD賞)」をA・B両チームが受賞したことです。特に審査会用に作られたフォーメーションではなく、海の公園のスタンダードなフォーメーションを基に構成されたものであることから、海の公園の活動自体が評価されたといっても過言ではない、大変名誉なことです。またその陣頭指揮に立った落合慶二くんのリーダーシップの成果です。大変お疲れ様でした。そしておめでとうございます。
しかし残念ながら古豪チームがひしめく関東地区だけでいうと、2回目の開催にもかかわらず、全体のレベルが下がった感が否めません。今年更なる進化を遂げた我がクラブの審査会での雄姿や取り組む姿勢は、他クラブに大きな影響を与えたようです。
来年の審査会はかなり他クラブも力を入れてくるものと思われます。これに奢ることなく、まずは来年の夏に向けて、そして全体をボトムアップしながら、その総決算として、この審査会を目標にしていきましょう。シミュレーションのリーディングクラブを目指して!
【チーム構成】
◆横浜海の公園ライフセービングクラブAチーム
石川あずさ・中屋奈海・溝下遼太郎・城田嵐・高橋宏幸・山田哲平
◆横浜海の公園ライフセービングクラブBチーム
落合慶二・近藤毅歩・横關裕二・小勝千尋・高木惇暉・鍛冶謙一
【審査会結果一覧】※各地区の出場クラブ数によって賞が増減されています。
●九州地区 理事長賞 : 広島国際大学ライフセービングクラブ
メディカルダイレクター賞 : 広島国際大学ライフセービングクラブ
●関西地区 理事長賞 : 神戸ライフセービングクラブ
溺水防止救助救命本部長賞 : 横浜海の公園Aチーム
メディカルダイレクター賞 : 横浜海の公園Aチーム
●関東地区 理事長賞 : 横浜海の公園Bチーム
溺水防止救助救命本部長賞 : 大竹SLSC・西浜SLSC・中央大学LSC
メディカルダイレクター賞 : 横浜海の公園Bチーム
当クラブからは2チームが参戦。12月2日に関西地区審査会(和歌山県片男波海岸)に現役中心のAチーム、12月3日に関東地区審査会(葉山大浜海岸)に現役・社会人混成のBチームが参加しました。昨年は2チーム参加して、社会人チームが溺水事故防止プロジェクト本部長賞(準優勝)を受賞し、学生チームも6位と大健闘しました。しかし初年度ということもあり、審査員の評価も審査員個人の偏った採点もあり統一性に欠け、僅差で理事長賞(優勝)を逃してしまいました。パトロールや緊急時の連携力はクラブ創設以来並々ならぬ努力を注いできた当クラブとしては大変悔しい結果でした。今年はそんな想いを背負ってのリベンジ参戦してきました。
12月6日に正式な結果が発表され、学生・社会人混成のBチームが昨年のリベンジを果たし、見事「理事長賞(優勝)」を果たしました。しかも「溺水防止救助救命本部長賞(準優勝)」の大竹・西浜・中央大学を100点以上も引き離した圧勝。
今年は各大会に1チームしか出られなかったため、学生チームは関西地区審査会に両夜行バスというタイトなスケジュールでの参加ながらベストを尽くし、「溺水防止救助救命本部長賞(準優勝)」を受賞!理事長賞の神戸LSC・Bチームとのポイント差は僅か3ポイントという大接戦でした。
更に特筆すべきは今年から創設された救護手技の最も正確かつ丁寧だったクラブに与えられる「メディカルダイレクター賞(MD賞)」をA・B両チームが受賞したことです。特に審査会用に作られたフォーメーションではなく、海の公園のスタンダードなフォーメーションを基に構成されたものであることから、海の公園の活動自体が評価されたといっても過言ではない、大変名誉なことです。またその陣頭指揮に立った落合慶二くんのリーダーシップの成果です。大変お疲れ様でした。そしておめでとうございます。
しかし残念ながら古豪チームがひしめく関東地区だけでいうと、2回目の開催にもかかわらず、全体のレベルが下がった感が否めません。今年更なる進化を遂げた我がクラブの審査会での雄姿や取り組む姿勢は、他クラブに大きな影響を与えたようです。
来年の審査会はかなり他クラブも力を入れてくるものと思われます。これに奢ることなく、まずは来年の夏に向けて、そして全体をボトムアップしながら、その総決算として、この審査会を目標にしていきましょう。シミュレーションのリーディングクラブを目指して!
【チーム構成】
◆横浜海の公園ライフセービングクラブAチーム
石川あずさ・中屋奈海・溝下遼太郎・城田嵐・高橋宏幸・山田哲平
◆横浜海の公園ライフセービングクラブBチーム
落合慶二・近藤毅歩・横關裕二・小勝千尋・高木惇暉・鍛冶謙一
【審査会結果一覧】※各地区の出場クラブ数によって賞が増減されています。
●九州地区 理事長賞 : 広島国際大学ライフセービングクラブ
メディカルダイレクター賞 : 広島国際大学ライフセービングクラブ
●関西地区 理事長賞 : 神戸ライフセービングクラブ
溺水防止救助救命本部長賞 : 横浜海の公園Aチーム
メディカルダイレクター賞 : 横浜海の公園Aチーム
●関東地区 理事長賞 : 横浜海の公園Bチーム
溺水防止救助救命本部長賞 : 大竹SLSC・西浜SLSC・中央大学LSC
メディカルダイレクター賞 : 横浜海の公園Bチーム